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米DEC、1000MHzの壁を超える新世代Alphaアーキテクチャーを発表

1998年02月03日 00時00分更新

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 米デジタル イクイップメント社は、現地時間の2日、処理速度が1ギガヘルツ(1000MHz)を超える、64bit Alphaアーキテクチャー『Alpha 21264ファミリ』を発表した。

 同ファミリの性能は、SPECint95で40、SPECfp95で60(いずれも推定値)から始まり、最終的にはSPECint95で100以上、SPECfp95で150以上になる見込みという。同社では、2000年までに1000MHz以上の動作速度を実現できるとしている。

 最初の『Alpha 21264』チップは、'98年夏から量産出荷を開始する。0.35μmプロセステクノロジーを採用し、内部電圧は2.0V。数年のうちに0.25μmプロセス、さらには0.18μmプロセスに移行して、性能強化とコスト削減を実現する予定。

 21264チップの命令には、独自開発の“モーションビデオインストラクション(MVI)”を内蔵。複雑なマルチメディア機能をソフトウェアで実現できるという。同社では、DVDビデオのリアルタイムエンコードがソフトウェアで可能としている。(報道局 西川ゆずこ)

http://www.dec-j.co.jp/ic/pr/text/19980203.html

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