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シャープ、『メビウス』シリーズに、液晶一体型のデスクトップパソコンを追加

1998年02月03日 00時00分更新

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 シャープ(株)は、『メビウス』シリーズに、PentiumII-233MHzを搭載した液晶ディスプレー一体型のデスクトップタイプ『MN-830』シリーズを追加、3月上旬に発売する。価格は10BASE-T/100BASE-TXのネットワークインターフェースを装備した企業向けの『MN-830-H23』、K56flex対応のFAXモデムを装備した個人向けの『MN-835-H23』とも50万円。



 本体に、1024×768ドット表示(最大発色数はディザリングによる1677万色)が可能な、15インチTFT(スーパーV液晶)ディスプレーを搭載。輝度は1平方メートルあたり200cd、視野角は左右140度、上下120度。チップセットは440LX、グラフィックチップはAGP対応の米Trident社『Cyber9397』(VRAM 4MB)を搭載するほか、32MB(最大128MB)のメモリー、3.2GBのUltraATA対応HDD、最大20倍速のCD-ROMドライブなどを搭載している。

 デスクトップとノートタイプ両方の拡張性を持ち、TypeII×2基のPCカードスロットと、PCI/ISA共用スロット×1基などを装備するほか、IrDA1.1に対応した赤外線通信ポート(ASKにも対応)を装備。マルチメディア個人情報管理ソフト『PowerPIMM Ver.2.0』を搭載するなど、MebiusやZAURUSとの連携も図られている。本体サイズは幅351×奥行き170×高さ353mmと省スペース化を図っている。

MMX Pentium-266MHz搭載の新メビウスノート



 MMX Pentium-266MHzを搭載したメビウスノート『MN-550-X26』(62万円)は、チップセットに430TX、64MB(最大128MB)のメモリー、4.0GBのHDD、最大24倍速のCD-ROMドライブなどを搭載。ディスプレーは、13.3インチTFT液晶パネルを採用し、解像度は1024×768ドット(6万5536色)。グラフィックチップは米Trident社『Cyber9385(VRAM 2MB)』を搭載している。

 拡張ベイに、2HD/2DDのFDにも対応した着脱式のSuperDiskドライブを搭載。本体サイズは幅310×奥行き253×厚さ59.4mm、重さは3.8kg。バッテリーはニッケル水素電池を採用し、約2.3時間使用できる。(報道局 井上哲郎)

http://www.sharp.co.jp/

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