(株)アレクソンは、2月1日より全国的なサービスが開始されるNTTの“ナンバー・ディスプレイ(発信電話番号表示サービス)”に対応したTA『TD503α』を3月上旬に発売する。DSU内蔵モデルのみで、価格は5万1200円。
100件ぶんの電話帳を内蔵し、登録してある番号の相手から電話がかかってきた場合には、TAの液晶画面に相手の名前が表示される。他にも、番号の登録してある人とそうでない人の場合とで、違う着信音を鳴らしたり、特定の番号の人を特定のアナログポートの電話のみに接続することもできる。
TAの機能としては、同期64Kbps、非同期38.4Kbpsによる通信をはじめ、Bチャンネル2本を束ねて128Kbpsとして利用するマルチリンク通信、128Kbpsと64Kbpsとを回線を接続したまま切り替えるBOD(Bandwidth
on Demand)などがある。特にBODは、データ量の多さや電話がかかってきたときに自動的に切り替わるだけでなく、自分で手動による切り替えも可能。
データポートひとつとアナログポート3つのほかに、S/T点ポートをふたつ装備しているので、デジタル電話やルーターなどを接続することもできる。また停電時でも、別売りのニッカド充電池やアルカリ乾電池での使用が可能となっている。(報道局 中山実)
http://www.alexon.co.jp/