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[Interview]米Quarterdeck社、日本法人を設立

1998年01月28日 00時00分更新

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 米Quarterdeck社は、26日に日本法人クォーターデック(株)の設立を発表したが、同社国際部副社長のJohn R.Strosahl(ジョン・R・ストローサル)氏が本日、アスキーとのインタビューに応じ、日本法人設立の経緯や、今後の展開について語った。



日本法人を設立した理由は?
「日本は米国に次ぐ世界で2番目のコンピューターの市場である。これまで当社は『MagnaRAM』や『WinProbe』などのヘルプウェアと呼ばれる製品を販売してきたが、日本でのブランド名の確立や企業イメージを浸透させることを目的に設立した。具体的にはローカライズのサポートやリサーチ活動、マーケティングを行ない、それらの情報を米国の本社へフィードバックする。製品の販売はこれまでどおりウイニングラン・ソフトウェア(株)が行なう」

日本での販売戦略は?
「企業および教育機関向けの市場を開拓する。米国のユーザーの3割が企業ユーザーなので、日本でも年内に企業ユーザーの割合を25~30パーセントに増やしたい」

1月23日に発売した『CleanSweep Deluxe』はスタンドアロンでの利用となるが
「クライアント/サーバー対応の『CleanSweep Deluxe』については、時期については未定だが販売したい」

『CleanSweep Deluxe』は、英語版のほかに仏語版と独語版が販売されているが、アジア市場で日本語版以外を販売する予定はあるか?
「現在ハングル語のOEM版を出しているし、中国語版も販売する可能性はある。売り上げがコストに見合うレベルに達すれば、ローカライズして販売するだろう」

Windows98が発売されるが
「今までどおり、新しいOSが発売されれば対応する。時期についてはっきりしたことは言えない」

最後に、年内に日本で販売する予定の製品は?
「ダウンロードする前にファイルを圧縮する『Zip-It』、リモートコントロールソフト『Rapid Remote』、ハードディスクをパーティション分割する『Partition-itExtra Strength』、Windowsの不具合を解決する『Real Help Regular Strength』、ウイルス対策ソフト『ViruSweep Extra Strength』、そして今年後半には新しい『CleanSweep 4.0』を発売する」

(アスキーDOS/V ISSUE編集部 轟丈幸)
http://www.quarterdeck.com/

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