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NTTドコモ、パケット通信サービス『DoPa』をリムネットと接続

1998年01月23日 00時00分更新

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 NTT移動通信網(株)は、パケット通信サービス『DoPa(DoCoMo Packet)』のサービス網を、(株)リムネットのインターネット接続サービス『リムネット』と接続した。1月26日からサービスを開始する。一般のインターネットプロバイダーが同サービスと接続するのは初めて。同社では、今後もインターネットプロバイダーとのパケット網接続を進めていくという。

 DoPaサービスはパケット通信を使用したインターネット接続サービス。TCP/IPに対応しており、データ転送速度は最大28.8kbpsとなっている。接続にはパケット通信に対応した携帯電話、インターフェースカードが必要。接続にかかる費用はパケット通信に対応した携帯電話の加入料金と通話料金、契約事務手数料1000円、サービス月基本料金1500円、パケット基本使用料2000円(4000パケットまでの通信料含む)。別途データの流通量によって通信料金が加算される。

 DoPaサービス網が接続されたことで、リムネットのユーザーはDoPa接続に必要な機器さえ揃えれば、インターネットへの接続にパケット通信を利用できる。また、新たにパケット通信を使用してインターネットへ接続したい人にとっては、新規加入するプロバイダーの選択肢がNTTドコモとリムネットのふたつに広がったことになる。リムネットの接続料金はまだ発表されていない。

 同時に行なわれるDoPaのサービスエリア拡大は、東京の市部、神奈川、千葉、埼玉など関東全域にまたがる大規模なもの。2月上旬からは山梨県でもサービスを開始する。これで同サービスの関東甲信越での人口カバー率は83.2パーセントとなるという。同社は3月末までに、全国の政令指定都市にもサービスを拡大する予定。(報道局 市川美穂)

http://www.nttdocomo.co.jp/

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