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朋栄が、スポーツ解析ツール2製品の輸入販売を2月に開始

1998年01月22日 00時00分更新

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 (株)朋栄が、イスラエルのORAD社製スポーツ解析ツールの輸入販売を2月に開始する。スポーツ中継で特定のプレイヤーを強調した映像を作る“Digital Replay”(ワークステーションなどとセットで2490万円)と、サッカー中継で実写の映像から3DCGを作る“Virtual Replay”(価格2190万円)の2製品。

 “Digital Replay”は、スポーツ中継において、キープレイヤーを強調したリプレイ用の映像を作るためのシステム。VTRに収録したビデオ画像をディスクレコーダーに記録することにより、簡単な映像なら2~5分の短時間で、キープレイヤーを強調した映像を作り、再生することが可能という。

 “Digital Replay”は、米シリコングラフィックス社のワークステーション『Indy』(17インチCRT付き)、『QuickTime』ディスクレコーダー、ビデオI/Oインターフェース、キャリングケース(縦30×横100×高さ30cm)などがセットで、価格は2490万円。

 



 “Virtual Replay”は、サッカー中継において、放送用カメラで撮った映像を、スタジアム、プレイヤー、ボールなどの3次元の要素に置き換えて、3DCGを作製する。そして、実際に撮影したアングルからの3DCGだけでなく、ゴールのうしろから、空中から、実写のカメラとは正反対の位置から、というようなアングルで映像を再現することができるという。

 “Virtual Replay”は、米シリコン・グラフィックス社のワークステーション『RealtyEngine2』あるいは、『InfinitReality』グラフィックスを搭載したモデル、『O2』(R5000搭載モデル)にオプションのビデオボードを搭載したモデル上で作動し、対応OSはIRIX6.8、最小構成でCPUはR5000、メモリーが64MB、HDD2GBが必要。価格は、ソフトだけで2190万円。(報道局 佐藤和彦)

http://www.sphere.ad.jp/for-a/japa/vita-j.htm

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