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沖電気がプリンター/イメージデバイス用USBデバイスコントロールLSIを開発

1998年01月21日 00時00分更新

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 沖電気工業(株)は、プリンターおよびデジタルデバイス用のUSB(Universal Serial Bus)デバイスコントロールLSI『MSM60851』を開発。サンプル出荷を開始した。サンプル価格は1000円。6月から量産出荷の予定。

 同製品は、プリンターデバイスクラスとイメージでバイスクラスに対応した専用標準LSIで、同社のUSBデバイス制御用ASICコアをベースに開発した製品。USB1.0に準拠し、USBトランシーバー回路内蔵で、Full-speed(12Mbps)に対応。コントロール/ステータス・ブロック、FIFO(First-In First-Out)、およびアプリケーションインターフェース機能を搭載。FIFOのサポートする転送タイプは、プリンターなどのバルクアウトデバイスと、デジタルカメラやスキャナーなどのバルクインデバイス。

 バルク転送用FIFOを64Bの2段構造にし、16bitDMAを採用し、転送効率を上げている。同バルク転送用FIFOは、ソフトウェアにより転送方向を可変とし、高速プリンターやスキャナー、プリンターとスキャナーの複合機にも使用できる。3.3V動作で、5V系のインターフェースも内蔵。パッケージは44ピンのQFT/TQFT。

 同製品の評価ボード、USB制御サンプルソフトウェアの出荷は3月。今後ハブ機能のLSIなども順次開発していく予定だという。(報道局 庄田恵美)

http://www.oki.co.jp/

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