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沖電気、大規模トランザクション処理向けソフトウェアを発表

1998年01月20日 00時00分更新

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 沖電気工業(株)は、大規模トランザクション処理向けのソフトウェア『TransPair(トランスペア)』の出荷を開始した。価格は、サーバー1台とクライアント無制限のライセンスの基本パッケージで89万8000円。

 『Microsoft Transaction Server(MTS)』と業界標準のTUXEDOに対応した米BEA Systems社のTP(Transaction Process)モニター『BEA TUXEDO』をシームレスに接続。MTSのクライアント環境からBEA TUXEDOのOLTP(OnLine Transaction Process)機能を利用できる。MTS上のアプリケーションとBEA TUXEDO上のサービスがActiveXとして同一クライアントから利用でき、BEA TUXEDO基幹サーバーへのアクセスが容易になるとしている。

 クライアント間の開発環境は、ActiveXをサポートするすべてのツールを利用できるほか、既存のBEA TUXEDO用サーバーアプリケーションやActiveXコンポーネントも利用でき、開発コストも低減できるとしている。また、『Visual Basic』、『Visual C++』、『Visual J++』などのActiveX対応の開発ツールを利用してBEA TUXEDOのクライアント作成も行なえるという。また、WWWクライアントやネットワーク上に分散されたオブジェクトからもMTS経由でアクセスできる。

 OSは、『BEA TUXEDOサービス用サーバ』が同社の『HP-UX10.20(ハード:OKITAC9000)』、『MTSサーバ(MTS 1.1J)』がWindowsNT4.0、クライアント側はWindows95/NTにそれぞれ対応している。(報道局 井上哲郎)

http://www.oki.co.jp/

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