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沖電気がアイリス認識による入室管理システムの試行運用を開始

1998年01月14日 00時00分更新

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 沖電気工業(株)は、瞳のアイリス(虹彩)による個人認識装置を米Sensar社と共同で開発、それを利用した入室管理システムの試行運用を静岡県駿東郡の(株)スルガ銀行のコンピューターセンターにて行なう。

 部屋の入り口に設置した自立型のアイリス照合装置の前に利用者が立ち、カメラ部分を見つめると、アイリス画像を自動的に取り込む。取得画像からアイリスパターンの濃淡変化をデジタルコード化し、あらかじめ登録されているデータと照合する。2、3秒で照合が終了し、本人と確認されると入り口の扉が開く仕組み。利用者の特定および入室時間の履歴管理も可能。

 金融期間で同システムが試行運用されるのは世界でも初めてという。長野オリンピックでも入室管理に利用される予定。(報道局 若名麻里)

http://www.oki.co.jp/

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