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米インテルが'97年第4四半期の決算を発表、“増収減益”

1998年01月14日 00時00分更新

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 米インテル社が、'97年第4四半期の決算を発表した。主力商品であるCPUの販売が好調だったことを受け、前年同時期比2パーセント増の65億ドルと過去最高を記録したが、純利益はメモリー事業の低迷などから前年同時期比11パーセント減の17億ドルになった。

 同社の会長で、最高経営責任者であるアンドリュー・グローブ博士は「わが社は、従来の製品にとってかわり、中心となる新たなCPU、MMXテクノロジーを採用したPentiumと、PentiumIIというふたつの製品を作った。個人用PCからワークステーションまで幅広い分野をカバーしている」と、第4四半期の成果を語った。

 また、第4四半期中には10億ドルで自社株1270万株を買い戻し、'97年度を通しては34億ドルを使い4360万株を買い戻したことになる。

 '97年全体では売上高が前年比21パーセント増の251億ドル、純利益が同33パーセント増の69億ドル。1株あたりの利益は3.87ドル。売上高とひと株あたりの利益は8年連続で記録を更新している。(報道局 庄田恵美)

http://www.intel.com/

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