富士通(株)は、学校向けに、ユーザー管理システム『SCHOOL-MANAGER(スクールマネージャー)』、メニュー画面『SCHOOL-MENU(スクールメニュー)』、HTML文書作成ツール『SCHOOL-WRITER(スクールライター)』の3種類のソフトを'98年1月30日に発売する。
『SCHOOL-MANAGER』は、先生や生徒のユーザーIDを一括管理し、個人ごとのホームディレクトリーの作成やセキュリティーの自動設定を行なうソフト。学年やクラス、出席番号などの生徒情報の階層的な表示もできる。CSV形式でユーザー情報の入出力も可能。WindowsNT
Server4.0上で動作し、価格は19万円。
『SCHOOL-MENU』は、Windows95のデスクトップを隠し、大きいボタンをシングルクリックするだけで、アプリケーションが起動するソフト。児童や生徒が誤ってファイルを削除したり、システムを破壊するのを防ぐ。授業に合わせて画面を一斉に切り替えたり、生徒機のメニュー上に先生が指定した特定のフォルダを表示することも可能。価格は単品で1万2000円、11ユーザーで11万2000円、21ユーザーで20万円。
『SCHOOL-WRITER』は、小中学生向けで、文書、描画、動画、音声を組み込んだHTML文書の作成が、お絵かきソフトの感覚でできるという。作成したデータはアップロード機能でインターネットのホームページに掲載できる。Windows95で動作し、価格は単品で1万8000円、11ユーザーで17万円、21ユーザーで31万円。
3種類合わせて1年間で8万本の販売を見込んでいるという。(報道局 若名麻里)
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/softinfo/index/index_m.html