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大塚商会がインターネットとXMLを活用した『OPEN-EDIシステム』を開発

1997年12月22日 00時00分更新

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 (株)大塚商会は、“CALS(Continuous Acquisition and Life-cycle Support)”について研究を進め、EDI(電子データ交換)について、インターネットとXMLを利用した『大塚OPEN-EDIシステム』を開発した。販売や財務管理向けの同社のアプリケーション『Smileαシリーズ』および、マイクロソフト社『BackOffice』製品(『WindowsNT』、『Internet Information Server(IIS)』、『SQL Server』)、『Internet Explorer4.0(IE4.0)』とのシームレスな連携が可能であるという。

 受発注関連EDIは、IIS3.0とマイクロソフト社Active Server Pagesを使用して、SQL Serverに格納された受発注データからXMLフォーマットを生成。IE4.0により、データを運用することができる。また。暗号、認証などのセキュリティー機能も考慮されているという。

 同システムは、今までのVANを利用した特定ユーザー間でのEDIではなく、インターネットとマークアップ言語XMLを利用したオープンでインタラクティブなEDI。VANを利用した場合に比べて、ローコストな設備投資でシステムが構築できるという。今後、販売代理店や小売店、協力会社などを持つ中小企業をターゲットに、システムの提案をしていくという。対象業務は、受発注業務、在庫情報、納期情報、見積もり、共同研究など。(報道局 若名麻里)

http://www.otsuka-shokai.co.jp/

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