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ピクチャーテルが、『PictureTel Live200バージョン1.5J』を発売

1997年12月18日 00時00分更新

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 ピクチャーテル(株)は、同社が“デスクトップテレ・LIVE”シリーズと名付けているテレビ会議システムの新製品『PictureTel Live200 バージョンVer1.5J』を発売した。同製品は、従来販売してきた『Live200p』の後継製品だが、新しい機能が数多く追加されている。

 新しく加わった機能としては、テレビ会議の相手側のカメラ入力を切り替えたり、パン・チルト・ズームといったカメラコントロールができる“相手側カメラコントロール”がある。また、最大2系統の映像入力(コンポジット型ビデオ入力×2、付属カメラ用8ピン・RCAピン各1系統)を、メニュー画面から、簡単に切り替えられるようになった。

 さらに、国際標準T.120規格準拠のデータカンファレンス機能を搭載。LANやモデム経由でのデータのみの会議にも対応。こちら側・相手側を問わず、映像をデジタルカメラのように写真撮影できる“スナップショット機能”をサポート。また、スナップショット機能で撮った相手の顔写真を貼り込めるなど、電話番号帳も見やすく使いやすくなった、という。

 また、普通の電話機との音声通話が可能なうえ、インターネットやオフィスLANにISDN経由で最高128KbpsでのISDNによる高速アクセスも可能になった。
 
 なお、オプションで、最高384Kbpsまでの高速伝送に対応、専用線インターフェース(V.35、RS-449)にも対応。また、国際標準H.323規格準拠のLAN対応製品である『LiveLAN』へのアップグレードプログラムも準備する予定という。

 Windows95に対応し、CPUはPentium-133MHz以上、メモリー容量32MB以上、HDD空き容量35MB以上が必要。PCIバス対応拡張スロット、SVGA対応モニター、PCIバスもしくはオンボード接続された 64bitビデオカード(要VRAM 2MB)なども必要。

 なお、現行の『Live200p』を購入したユーザーに対しては、特別アップグレードプログラムを用意。同社のインターネットホームページからダウンロード(無償)するか、CD-ROMソフト、ケーブルなどが入っているアップグレードキット(9800円)を購入する。

 ただし、'97年7月1日以降に購入したユーザーは、正規ユーザー登録すると、アップグレードキットが無償で提供される。また、'97年7月1日以前に購入したユーザーでも、'98年2月末までに申し込めば、特別価格の6000円でアップグレードキットを購入できる。(報道局 佐藤和彦)

http://www.pictel.co.jp/pub/Products/live200.htm

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