米マイクロソフト社は、情報管理ソフト『Microsoft Outlook 98』のベータ2の配布を下記のWeb上で開始した。ベータ1は、配布開始後1ヵ月以内に約6万7000人がダウンロードを行なっており、その試用結果をベータ2に反映したという。
新バージョンは、以下の5つの点の改良を主眼に行なわれた。
（1）操作方法がより簡単に行なえること
（2）パフォーマンスをよくし、セットアップ、設定方法をより簡単にすること
（3）POP3/SMTP、IMAP4、LDAP、HTML、S/MINE、vCard、vCalender、iCalenderなどあらゆるインターネット標準とプロトコルへ完全にネイティブに対応すること
（4）電子メール、日程管理を新しい、進んだものにすること
（5）アプリケーションの連携をよりよくすること
製品版は'98年の半ばごろに発売される予定。価格などの詳細はまだ決まっていないが、『Office97』、『Exchange』、『Outlook97』のユーザーには無償でアップグレードできるようにするという。(報道局 酒寄公子)
http://www.microsoft.com/outlook/
