So-netは、童話や昔話など世界の名作ストーリーを楽しめるコンテンツ“Web
Fantasy「The Story Gate」”を開設する。プレオープンは12月24日で、本格スタートは'98年2月の予定。有料で、'98年2月のスタート時は月額制を導入する。料金は未定。作品が増えれば、1作品ごとに課金する件数課金制度も検討するという。
同コンテンツは、『ラプンツェル』や『鶴の恩返し』などの物語を、画像や動画、音声などを駆使し、インターネット上で楽しめるというもので、主なターゲットは女性ユーザー。プレオープン時は10数作品、'98年2月には20作品以上を掲載し、'99年末には100作品そろえることを目標としている。同じ作品でも、時期ごとにオーサリングを変えて演出し、バージョンアップを行なう。'98年春以降には、英語やフランス語など5ヵ国語に対応する予定。
また、作品鑑賞コーナーのほかに、感想などを発言して他者と交流できる“作者と読者の広場”や、ストーリーやイラストなどを一般から募集する“ストーリーオーディション”などのコーナーもある。
発表会場にて、同コンテンツの制作に参加した作家の立原えりか氏は「最高の文章を書くことに専念した」、また画家のやなせたかし氏は「すばらしい作品に仕上がっている」とそれぞれコメントした。(報道局 桑本美鈴)
http://www.so-net.or.jp/storygate/