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日立と米ネットスケープがLDAPを用いたディレクトリー機能を共同開発

1997年12月17日 00時00分更新

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 (株)日立製作所と米国Netscape Communications社は、『Netscape Directory Server』とLDAP V3に基づいたイントラネットとエクストラネットのソフトウェアを共同で推進していくことで合意した。

 LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)は、イントラネットやエクストラネットで、ユーザー名、電子メールアドレス、電話番号などの人やネットワークに関する情報の、格納や取得を行なうためのプロトコル。多国語処理機能をサポートしているので、世界中のデータを1ヵ所のディレクトリーで集中管理できる。同社は今年7月に、LDAP V2に基づく『Hitachi Directory Server』を発表し、今後LDAP V3や、日本語に対応した製品を、1998年の第2四半期には日本市場で販売を開始する予定。

 今回、米ネットスケープ社との合意により、日立は『Netscape Directory Server 3.0』のソース・コード・ライセンスを取得することになり、同社のインターネット技術を活用した今後のソフトウェア製品で、LDAP V3を標準としたディレクトリー・サーバー機能を提供する。(報道局 庄田恵美)

http://www.hitachi.co.jp/index-j.html

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