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三菱電機が米国でマルチメディアコンテンツ作成ソフトを発売

1997年12月17日 00時00分更新

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 三菱電機(株)は動画や画像、音声データなどをリンクさせることで、マルチメディアコンテンツを作成できる『VISUALSHOCK(ビジュアルショック)』を'98年1月30日に米国で発売する。価格は500ドル。

 このソフトは同社独自のハイパーリンク技術を利用して動画や画像、音声データなどを自由にリンクさせることで、マルチメディアコンテンツの作成が可能。コンテンツを再生するときには、ファイルに関連づけられたアプリケーションが自動的に起動、指定した内容を表示したあとアプリケーションを終了し、次にリンクされたファイルに関連づけられたアプリケーションが起動するという流れになる。これまでデータの連携ができないとされていた『Macromadia Director』ファイルも、リンクさせることで自由にコンテンツの中に組み入れられるのが特徴。ただしこのソフトだけでは新しいデータファイルの作成、加工は行なえないので、コンテンツに使用する素材はあらかじめ用意しておく必要がある。

 Windows95/NTに対応。国内でも『VISUALSHOCK 日本語版』を'98年1月中に発売する予定があり、価格は9万8000円。また、『Virtus VR』などで日本でも知られている米Virtus社の製品『ConceptCAD』との連携機能を組み込んだパック製品も1月中に販売する予定だ。こちらの価格は2100ドル。同じくこのパック製品も国内で1月中に発売予定。価格は35万円。

 同社では、一般企業でのプレゼンテーションのほか、企業内教育システムの作成、CADなどのエンジニアリング業務支援、博物館などの情報提供・案内システム、電子出版物作成などに応用できるとしている。(報道局 市川美穂)

http://www.melco.co.jp/news/1997/1216.htm

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