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松下電器、インターネット利用のDVカメラシステムを開発

1997年12月17日 00時00分更新

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 松下電器産業(株)は、インターネットを経由して、最大16台のデジタルビデオ(DV)カメラの映像をリアルタイム表示できる“遠隔映像多元モニターシステム”を開発した、と発表した。

 同システムは、DVカメラのほか、カメラ用WWWサーバーとそれを連携する中継サーバーで構成され、ユーザーはWWWブラウザーを用いて各地に設置したDVカメラの映像を複数同時に見ることができる。

 同システムは、以下の4つの技術により実現した。(1)カメラ用WWWサーバーと端末を統合/中継するサーバー技術、(2)自動レート変換技術、3)Javaによる遠隔カメラの操作・制御技術、(4)カメラの接続状況を把握するPlug&Play技術

(1/2)中継サーバーに用いられる技術。これらの技術により、カメラ用WWWサーバーを統合してユーザーの端末に配信するだけでなく、端末への回線速度に応じてフレームレートと解像度を自動変換できるようになった。同社マルチメディアシステム研究所開発第9チームのプロジェクトリーダー加賀友美氏によると、「今回の開発でもっとも苦労したのも中継サーバーの技術」とのこと。中継サーバーには、約200台の端末が接続可能で、将来はプロバイダーへの設置を考えているという。

(3)カメラ用WWWサーバーには、カメラ制御用のJavaアプレットが用意されており、ユーザーの端末に自動的にダウンロードされるため、ユーザーはWWWブラウザー上でDVカメラの向きやズームを調節できる。

(4)DVカメラの追加や取り外しなどの接続状況は、カメラ用WWWサーバーが随時HTMLを自動生成し、端末に通知する。

 加賀氏は今回発表したシステムについて、「用途を考えた場合、フレームレートよりは画質を優先させるべきと判断した」といい、その用途として、渋滞情報や観光案内、監視システムなどへの応用を挙げた。'98年度より事業化を進める予定で、価格については規模による変化が大きいため、個別に見積もるという。(報道局 浅野広明)

http://www.mei.co.jp/panasonic-j.html

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