沖電気工業(株)は、既存の電話システムに接続するだけで、インターネット経由で電話をかけられる宅内設置型の音声ゲートウェイ装置『Internet
Voice Gateway(インターネット・ボイス・ゲートウェイ)』を'98年2月に発売する。価格は90万円。『BS1100
COMSON』を小型化し、IP音声チャンネル数を増やした後継機種。
音声信号をWAN上で取り扱い可能なIPパケットに変換し、WAN上での通話を可能にする。また、従来のPBX(構内電話交換機)が利用可能で、一般の電話番号をIPアドレスに変換する機能を内蔵しているので現在使用中の電話機から相手先の番号をダイヤルするだけで通話できるのが特徴。さらに、“CS-ACELP8Kbps圧縮方式”を採用することにより、高品質な通話を可能にしたという。(報道局 酒寄公子)
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