NTT中央パーソナル通信網（株）は、子供に人気のキャラクター“ドラえもん”をデザインした、子供向けのPHS『ドラえホン』を'98年2月上旬に発売する。価格は2万円。マイク部分がドラえもんに出てくる“どこでもドア”になっていて、コンセプトは“ドアを開くとどこへでも電話をかけることができる”。
通話着信時にあらかじめ設定したドラえもんのテーマソング（「ドラえもんのうた」「ぼくドラえもん」「青い空はポケットさ」の3曲）が流れて知らせてくれる“ドラコール”や、留守番録音では、ドラえもんの声で応答するという徹底ぶり。子供向け商品としても、ワンタッチで電話をかけられる
“ドラタッチ”や、発信制限ができる“チャイルドロック”、外出中の居場所をFAXで確認できる“いまどこサービス”など独自の機能に対応している。“いまどこサービス”は、NTTパーソナル中央で実用実験中の“位置情報提供サービス”を利用し、東京都下でのみの提供予定。
32Kデータ通信や、きゃらメールなどにも対応している。待ち受け時間550時間、重量85グラムと基本機能も充実している。子供だけでなく、女子高生からオトナまでがほしくなる、ツボを押さえたキャラクターグッズだ。（報道局 庄田恵美）
http://www.nttphs.co.jp/chuo/
