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NECが国内初のUSB対応の企業向けドットプリンター3機種を発売

1997年12月11日 00時00分更新

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 日本電気(株)は、国内で初めてUSBに対応したドットインパクト方式プリンター『マルチインパクトシリーズ』を本日発売した。17日に出荷を開始する。

 今回発売したのは、8枚までの複写伝票に印刷可能な『マルチインパクト700XX』、700XXの低価格モデル『同700JX』、5枚までの複写伝票に印刷可能な『同201MX』の3機種で、価格はそれぞれ39万8000円、28万8000円、9万4800円。いずれもUSBに対応、Windows95/NT用のアプリケーション『Print Agent』を使えばプリンターの状態をパソコンの画面から確認できる。印刷用紙としてカット紙(A3~A5)、連続紙、封筒、ラベル紙が使用可能。7ケタ新郵便番号のバーコードフォントが添付されているので、郵便物へあて名印刷する際、あらかじめバーコードを印刷しておくことができる。

 マルチインパクト700XX、700JXは水平型の用紙送り機構を採用しており、高速印刷が特徴。700XXは漢字で最高240字/秒、700JXは漢字で最高174字/秒の印字速度を実現している。サイズは幅600×奥行き320×高さ290mm。“自動用紙切り替え機能”、“自動用紙紙厚調整機構”を標準装備している。別売りの100BASE-TX対応のマルチプロトコルLANボードを搭載すれば、イーサネット環境でも使用できる。

 マルチインパクト201MXは最高4種類の用紙を同時にセットしておき、自由に切り替えながら使用できる“マルチウェイローディング機能”に対応。サイズは幅600×奥行き370×高さ165mm。漢字で最高144字/秒で印刷が可能だ。(報道局 市川美穂)

http://www.nec.co.jp/

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