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テレビ東京メディアネットがIMCと提携、DIREC TVで同人作品を放送

1997年12月10日 00時00分更新

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(株)テレビ東京メディアネットと、インテグレイテッド・マーケティング・コミュニケーションズ(株)(IMC)は、ディレク・ティービーのアニメ専門チャンネルで、12月24日から本放送を開始する“アニメシアターX(AT-X)”で、インターネット上のサイト“ネットコミック”に掲載された、優れた作品を放送することを発表した。

 テレビ東京メディアネットが運営する“AT-X”は、朝7時~深夜4時の間、過去の名作アニメや、(株)バンダイが供給するアニメなどを放送する、アニメ専門チャンネル(受信料は月額1500円)。また、IMCが運営する、“ネットコミック”は、同人誌をWeb上で閲覧できるサイトで、インディーズコミックの作家に、作品の発表の場を提供している。

 今回の業務提携で、“ネットコミック”で発表された作品を“AT-X”で、セリフを入れてマンガのコマを順番に見せるかたちで放送することが決定している。インディーズコミック作家の活躍の場を広げるだけでなく、“AT-X”が“ネットコミック”と協力することで、視聴者の意見などをWeb上で集めたり、番組やチャンネルにより密な双方向性が出せるようになる。

 席上、テレビ東京メディアネット社長の数納孝氏は、「放送ビッグバンに向けての対応のひとつとして、日ごろインターネットを利用しているデジタル世代に、インタラクティブなサービスを行なっていきたい」と、パソコンとアニメという強力なチームの誕生に期待を寄せていた。(報道局 庄田恵美)

http://www.imc.co.jp/

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