このページの本文へ

富士通、1.8Vで動作するフラッシュメモリーを開発

1997年12月10日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 富士通(株)は、米Advanced Micro Devices社(AMD)と共同で、1.8Vの単一電源で動作する8Mbitフラッシュメモリー『MBM29SL800T/B』を開発、サンプル受注を開始した。

 '98年1月にサンプル出荷を開始し、価格は1800円。量産は'98年第2四半期。製造は両社の合弁会社である富士通・エイ・エム・ディ・セミコンダクタ(株)で行ない、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯機器への応用を見込んでいる。

 同社によれば、1.8V単一電源で動作するフラッシュメモリーは業界初で、2月に発売した2.2V単一電源製品『MBM29LL800』と比べても、約20パーセントの省電力化が可能としている。

 携帯機器は低消費電力化の傾向にあり、低消費電力フラッシュメモリーが求められている。同社は今後、1.8V単一電源製品ファミリーの展開、より低電圧で動作する製品の開発を行なう。(報道局 浅野広明)

http://www.fujitsu.co.jp/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン