アップルコンピュータ(株)と(株)シマンテックは、『Symantec
Visual Cafe 2.0 for Java 日本語版』の発売に際し、Mac OSとJava統合開発環境について、共同でプレスセミナーを開催した。
アップルコンピュータは、「Javaに関する熱い思い入れを感じていただければ」と挨拶、Mac
OSにおけるJavaへの取り組み方などについて説明を行なった。Java標準化に向け、“JFC(Java
Foundation Class)”をIBM、ネットスケープ、サンマイクロシステムズと共同で開発していること、“Java
Input Method API”をジャストシステム、オムロン、サンマイクロシステムズ社で開発していること、また、今までのMac
OS JDK(Java Developer Kit)がこれからはMRJ(Mac OS Runtime for Java)としてアップルコンピュータから提供していくこと、Win
JDK、Solaris JDKに比べ開発が遅れていたが、サンマイクロシステムズとより密接な協力関係を結び、開発スピードをあわせるようにしたこと、“MRJ2.0”のリリースを年内に予定していることなど、Javaに対するアップルの現在の取り組み状況をインターネットプロダクト担当・鷲滝課長が説明した。
http://applejava.apple.com/(米国)
http://java.apple.co.jp/(日本)
シマンテックからは同ソフトのデモンストレーションが行なわれた。当初同ソフトの出荷が12月12日に予定されていたが、'98年1月に延期になった旨のアナウンスがあった。また、シマンテック社が(株)ニューロン・データ・ジャパン、日本ビジュアルニューメリクス(株)とJavaの市場拡大、企業導入のサポート、マーケティング活動、導入の歳の技術支援活動におけるパートナーとして、協力関係を結んだことが発表された。(報道局 酒寄公子)
http://itools.symantec.co.jp/