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ヤマハ、データ放送対応テレビにも搭載できる画像表示用LSIを開発

1997年12月04日 00時00分更新

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 ヤマハ(株)は、画像表示用LSI『YGV618』のサンプル出荷を12月15日に開始する。サンプル価格は3500円。

 YGV618は、画面のちらつきを2段階で軽減できる“フリッカーキャンセル機能”を内蔵。VGAモードでの3万2768色表示が可能で、ワイドテレビの比率16:9をはじめとしたさまざまな画面比率の表示や2画面分割表示にも対応している。

 CPUインターフェースには、16または32bit非同期インターフェースを採用。フレームバッファーとして、価格の安いEDO DRAMも接続できる。外部映像信号と同期したスーパーインポーズを可能にする回路“PLL”や電圧を制御する発振器“VCO”などの周辺機能も1チップ化しており、パッケージは160ピンQFP。

 インターネットテレビが登場し、テレビ向けデータ放送も'98年3月からサービスを開始する中、家庭用テレビの高画質化が求められており、同社としてはYGV618をこれらの情報家電機器に応用していくのが狙い。(報道局 浅野広明)

http://www.yamaha.co.jp/

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