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日本IBM、マウスで操作できるJavaアプリケーション開発ソフトを発売

1997年12月03日 00時00分更新

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 日本アイ・ビー・エム(株)は、Javaアプリケーション開発ソフト『VisualAge for Java V1.0』日本語版を'98年1月23日に発売する。価格は企業向けのエンタープライズ版が30万円、個人向けのプロフェッショナル版が1万5000円(学生には“学割パック”として8000円で販売)。'98年4月30日までのキャンペーン期間中、プロフェッショナル版が1万円になる。Windows95/NT4.0、OS/2 Warp4対応。

 同ソフトは“ビジュアルプログラミング”を採用、パーツ(JavaBeans)をマウスで配置することでJavaアプリケーションが構築できる。マウス操作だけで、100% Pure JavaBeansの作成も可能。また、ソースコード上の変更部分だけをコンパイルする機能も備えている。

 エンタープライズ版では、EAB(Enterprise Access Builder)を提供する。EABはJavaアプリケーションと既存の基幹システムを連携させるためのJavaBeansを自動生成するツールで、これを利用すれば、従来のように複雑なプログラムを作成しなくても、クライアント/サーバーやインターネット/イントラネット間でアプリケーションを動作させることができる。

 同社では今後、大規模なシステム開発を行なう企業ユーザー向けに、チーム開発環境を提供していく予定。(報道局 浅野広明)

http://www.ibm.co.jp/

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