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米マイクロソフト、ハイレベルAPI群『DirectX Media5.1』をリリース

1997年12月02日 00時00分更新

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 米マイクロソフト社は、ソフト開発者向けキット『Microsoft DirectX Media5.1 Software Development Kit』を発表した。同社ホームページから無料でダウンロードできる。

 同キットは、ハイレベルAPI群とインテルアーキテクチャー対応のランタイムで構成され、高度な2D/3Dアニメーションや動画、音声などを含むソフト、ホームページの作成を可能にするもの。比較的ローレベルな『DirectX Foundation』との併用で、マルチメディア対応ソフトの性能はさらに向上するという。

 同キットに含まれるAPI群は、DirectShow、DirectAnimation、Direct3D、DirectPlay。なお、DirectX Media5.1のランタイムはInternet Explorer4.0にすでに含まれており、Windows98/NT5.0にもバンドルされる予定。これにより、開発者がわざわざ独自のランタイムを作らなくてもよく、ユーザーもビューワーソフトをダウンロードする必要がなくなる。

 同社のDirectX Media担当ゼネラルマネージャーEric Engstrom氏は、「DirectX Media5.1はマルチメディア開発者をふたつの点で前進させる。ひとつは、それを利用して高性能なアプリケーションを作れること。もうひとつは、ランタイムと一緒に用いることで、エンドユーザーに最上のアプリケーションを提供できるということだ」と述べている。(報道局 浅野広明)

http://www.microsoft.com/directx/

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