このページの本文へ

ベルシステム24がCGを使用した映像作品『1001 Nights』を発表

1997年12月01日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 (株)ベルシステム24、(有)天プロダクション、ハイペリオン・ピクチュア・カンパニイ・ジャパン(株)の3社は、共同で“1001 Nights production/Bellsystem 24”というプロジェクトを設立、CGを使用した映像作品『1001 Nights(ワンサウザンドワンナイツ)』を制作する。

 作品は'98年4月30日から5月3日まで、ロサンゼルス・ミュージックセンターのドロシー・チャンドラー・パビリオンにて、ロサンゼルスフィルハーモニー交響楽団定期公演『フィルムハーモニック』の演目として公開される。日本での講演も予定されているが、演奏楽団、公開日は未定。

 『1001 Nights』は、『千夜一夜物語』の中の“カマル=ザマーン王子とブドゥル姫”を題材とした、20分程度の映像音楽作品。CGを駆使したアニメーションはセリフや音楽のない状態で作成され、同時にこの作品のために作られた楽曲が演奏されることで、ひとつの作品として完成する。

 コンセプトデザイン、ストーリーボードの制作、全体の監修はアーティストの天野喜孝が行なう。映像は米HYPERION ENTERTAINMENT社が中心となり、ディレクター・プロデューサーに映画『ジャイアント・ピーチ』のアニメーションを担当したマイク・スミス、CGディレクターにNHK『人体』でCGを担当したノリアキ・カネコを迎えて制作される。音楽は米で現在公開中の映画『Anastasia(アナスターシャ)』の音楽作曲家デビッド・ニューマンが担当する。(報道局 市川美穂)

問い合わせ先:TEL.03-5956-8543

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン