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ソニーが第5回DEP贈賞式を開催歴代受賞者制作のCD-ROMも発表

1997年12月01日 00時00分更新

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 (株)ソニー・ミュージックエンタテインメントは、マルチメディアにおける映像、音楽、ゲームなどのあらゆる分野について、その才能を発掘し育成するため'93年よりスタートしたオーディション『デジタル・エンタテインメント・プログラム(以下DEP)』の'97年度の贈賞式を、銀座ソニービルSOMIDホールで開催した。今年度は“フリー部門”、“アーティスト部門”、“VRML部門”の3つの部門で公募を行ない、応募件数は368件あった。

 賞金100万円と発売支援プログラムを受ける最高賞の“DEP BEST AWARD”の該当者はなかったが、賞金50万円と育成プログラムを受ける“DEP SPECIAL AWARD”に、熊谷光樹氏のデスクトップムービー(パソコンで見る映画)『要塞家族』と、八重樫王明氏のインタラクティブな作品をひとつにまとめた『Kimikimi'98』が選ばれた。熊谷氏は「前回も企画として応募したがだめだった。今回の受賞は、作品はもちろんだが、自分の根性が認められたように思う」と喜びを語った。

 また、賞金20万円と育成プログラムを受ける“DEP AWARD”には、『3DCG Movie』(佐々木稔氏)、『SMILE SMILE HAPPY』(竹内啓太氏)、『バンソウコウのヒミツ』(清水儀久氏)、『Desk Top Music』(金山奈津子氏)、『不思議の住人 ポポン』(表現工房)、『MurMur World』(赤松正行氏、神成淳司氏)の6作品が選ばれた。

 贈賞式のあと、12月12日に発売する、同オーディションの第1回の入賞者である志茂浩和氏がCGを担当し、第2回の入賞者飯田隆之氏がオーサリングをしたアドベンチャーゲームのCD-ROM『インカーネイティア』(Macintosh&Windows95対応、価格6800円)の発表も行なわれた。(報道局 庄田恵美)

http://www.dep.sme.co.jp/

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