(株)テレフォニーは、英NETcall Technologies社と業務提携し、フリーダイヤルツール“SomeOne”の販売を'98年1月下旬に開始する。
英NETcall Technologies社のHyperPhone Link技術を応用したシステムで、顧客はホームページ上に貼り付けられた問い合わせボタンをクリックし、電話番号や連絡希望時間をフォームに記入して送信する。それを受けて、コールセンターの自動音声が企業の担当者に問い合わせがあったことを電話で通知し、続けて自動的に顧客に電話をつなぐ。顧客の匿名性が守られるシステムであるという。
また企業の担当者は、昼はオフィス、夜は自宅というように、電話を受ける場所を時間帯で指定でき、国際的なビジネスにも向いているという。製品の詳細はhttp://www.netcall.co.uk/。
顧客と直接話をすることで、インターネット通販などにおける信頼性の向上などに利点があるという。また顧客側に電話料金がかからず、フリーダイヤルでなかなかつながらないというケースもなくなる。
米国では来週からサービスを開始する予定で、大手50社が参加予定という。日本では同社が総代理店となり今後電話会社などとの提携を進めていく。(報道局 若名麻里)
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