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KDDとテレウェイが、'98年10月に合併すると正式発表

1997年11月25日 00時00分更新

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 国際電信電話(株)と、トヨタ自動車系の長距離新電電の日本高速通信(株)は、'98年10月に合併すると正式に発表した。この合併により、日本電信電話、日本テレコムに続いて、国際・国内の一貫サービスを行なう3つ目の通信会社が誕生する。

 今回の合併は、'99年秋から日本電信電話(株)が国際通信に参入することを踏まえて、起きた合併と見ることができる。その一方で、新会社の筆頭株主となるトヨタ自動車が、21世紀には本格的に稼働する予定の“高度道路交通システム(ITS)”への布石として、通信事業へ本腰を入れて動き始めたという見方もできるだろう。

 存続会社は国際電信電話となるが、合併比率や新社名については未定。同社は、合併までにKDD法が廃止され、純粋民間会社へと移行することが決まっている。また、合併後の最初の決算('99年3月期)では、売上高は4180億円、経常利益210億円を見込んでいる。

http://www.kdd.co.jp/
http://www.teleway.or.jp/

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