今回発表された業務提携は、(株)アプティが米IFS社の小型軽量データ・プロジェクター『LP420』の日本での販売および保守・サポートを行なう一方、同社のプロジェクター『AP-1200SX』を米IFS社へOEM供給するというもの。いずれの製品も『APTi-InFocus』というブランド名で販売する。
アプティが12月下旬に日本での販売を開始する米IFS社のプロジェクター『LP420』は、設置面積がA4サイズで重さ3kgという小型軽量のポータブル型プロジェクター。500ANSIルーメンの高輝度で、解像度は800×600ドットのSVGA対応で、VGA、XGAも表示できる。価格は79万8000円。
同社の'97年のプロジェクターの国内シェアは2パーセント前後だが、同製品の投入により、「'98年には10パーセントに、またユーザーニーズに合わせた新製品の投入を行なうことで、2000年には25パーセントにまで引き上げたい」という目標を、同社の蓮村昭社長は示した。(報道局 佐藤和彦)
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