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オペルデザインコンテスト'97授賞式グランプリ、オペル広告賞など発表

1997年11月21日 00時00分更新

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 本日、オペルジャパンが主催する『オペルデザインコンテスト'97』授賞式が、ラフォーレミュージアム六本木にて開催された。同コンテストは、パソコンを利用してデザインされたグラフィック作品、マルチメディア作品を対象としており、デザイナーを発掘すると同時にオペルの新しい広告表現を模索するために設けられたもの。今年で4回目。

 今回のコンテストでは、従来“オペル”のみだったテーマに、“環境”というテーマが追加された。応募者は、ポスター作品、雑誌広告作品、デジタルムービー作品、インターネット・ホームページ作品のいずれかの部門を選択し、“オペル”または“環境”をテーマにデザインを競う。

 授賞式では、協賛社賞(15名)、審査員特別賞(6名)、各部門賞(4名)、環境賞、市川隆志メモリアル/スカラシップ賞、EAST MEETS WEST賞(各1名)が次々と発表された。その後、“オペル”をテーマにした最優秀作品に贈られる“オペル広告賞”が発表された。受賞者は、アース・アーティスさん。クルマのイラストの上下左右に無数の穴が開けられた作品で、ドライバーの身に降りかかる見過ごしがちな危険がシンプルに表現されている。「これは締切間近にひらめいた作品です。ポスター部門に力を入れていたのですが、そちらのほうはダメでして……」とアースさん。

 そして、応募総数983点の中から選出された“グランプリ”を最後に発表。“鍵”をモチーフにした4枚の連作をデザインした浅野みどりさんが受賞した。“鍵”の先から芽が生えているというビジュアルで(写真)、豊かな環境こそが未来の扉を開けられることを暗示したもの。浅野さんは、「学生時代のアイデアなんです。日の目を見られてよかった」と控えめに語った。

 審査員は、勝井三雄、遠藤享、河原敏文、戸田ツトム、中島信也、向谷実、デビッド・ダナヘイの各氏。(報道局 浅野広明)

http://www.opel.co.jp/

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