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[COMDEX]Amptronからちょっと怪しいチップセットを使ったマザーボードが登場

1997年11月20日 00時00分更新

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 Amptron Internationalの最新マザーボード「PM-9100」は、Socket7を搭載したATフォームのマザーボードなのだが、見慣れないチップセットを搭載している。「TX PRO-II」とプリントされたヒートシンク付きの大きなチップだが、このようなチップセットがリリースされたという記憶は筆者にはない。担当者に尋ねても、「秘密だ」「言えない」という返事しか返ってこないのだが、その形状と、SDRAM対応/UMA対応というスペックは、SiSの「SiS5598」にとてもよく似ている。また同様に「PM-9600」にのっている「TX TWO」という324ピンBGA×2のチップセットも、ALIの「Aladdin IV+」にとてもよく似ている。

 これらと同じようなネーミングのチップセット「TX PRO」が存在するという話は聞いていたし、「VX PRO」なら実際に見たことがある。調べてみるとVX PROは、VIAの「Apollo VPX」そのものだった。Intelのチップセットに似た名前を付けることに、どれだけのメリットがあるかは不明だが、来場者の多くが足を止めていたところを見ると、少なくとも悪い戦略ではないようだ。(ASCII DOS/V ISSUE 水谷裕一)

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