このページの本文へ

日立、45MBのコンパクトフラッシュ、150MBのATA対応PCカードなどを製品化

1997年11月20日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 (株)日立製作所は、記憶容量が45MBのコンパクトフラッシュ(CF)カード『HB286045C3』と、150MBのATA対応PCカード『HB286150A3』をはじめとしたPCカード3製品を製品化した。同時に、既存のコンパクトフラッシュカード3製品とATA対応PCカード5製品を、1チップコントローラー版として製品化した。

 結果、コンパクトフラッシュカードの新製品は8~45MBの4製品となり、価格は1万7000~7万5000円、サンプル出荷は12月。ATA対応PCカードは8~150MBの8製品で、価格は1万8000~18万円、'98年1月にサンプル出荷の予定。

 いずれの製品も、従来2チップで構成していた内蔵コントローラーを1チップ化し、消費電流を従来製品に比べて、動作時で約20パーセント低減したという。さらに、同社の積層実装技術を用いることで、コンパクトフラッシュでは計6個の64MbitのAND型フラッシュメモリーが搭載でき、45MBの記憶容量を実現。同様に、PCカードでは20個のフラッシュメモリーを搭載、150MBを実現しており、デジタルカメラや携帯情報端末に求められる“大容量化”というニーズに応えるラインアップとなっている。データ転送速度はいずれもリード時8MB/秒、ライト時0.4MB/秒(8MB製品は0.25MB/秒)。

 また同社は、今後256Mbitフラッシュメモリーを採用した大容量フラッシュカードの製品化を計画している。(報道局 浅野広明)

http://www.hitachi.co.jp/index-j.html

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン