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[COMDEX]Intel、AMD、Cyrixブースに見る最新CPU事情

1997年11月19日 00時00分更新

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 Intelはブース入り口で派手なデモを行ない、通路がなくなるほどの賑わいを見せていた。しかしブース内の具体的な展示は現行の300MHzでのソリューションのデモのみで、外部100MHz駆動を可能にする期待の次世代チップセット440BXや、350MHz版PentiumIIなどの展示は一切なし。これらのチップの正式発表はすべて来年ということで、やや盛り上がりに欠けていたといえる。

 AMDは266MHzのK6とPentiumIIの性能比較のデモを行なっていた。同時に処理を開始して、K6のほうが先に処理を終了するというスタンダードなもの。最新のチップとしては、チップセットにAMD640を使用して、100MHz×3で動作する300MHz版が“Based Technology Demo”のレベルで展示されていた。

 Cyrixブースでは、最新チップとしては、83MHzベースのPR266を使って『トゥームレイダー』のデモが行なわれていた。PR266は来年1月、PR300は来年後半出荷とのこと。(週刊アスキー編集部/狭間)

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