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[COMDEX]ビル・ゲイツ氏特別基調講演裏話シャッターチャンスはたったの60秒!!

1997年11月18日 00時00分更新

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 昨日行なわれた、ビル・ゲイツ氏の基調講演。さすが業界の帝王が講演するとあって、会場のアラジンシアターの前は、開演2時間以上前から長蛇の列。マスコミ関係者は1時間15分前に入場できたが、同氏の写真を少しでもいい場所で撮ろうと、世界各国のメディアがステージの周りをびっしり囲んだ。

 そこで、撮影にあったての注意事項が言い渡されたのだが、なんと同氏がステージに姿を現わしてから、30秒以内に写真を撮り、それ以降はいっさい撮影禁止、しかもステージの周りから速やかに立ち去れ、という。わざわざ3ブロックに分け、右側の人はこの列から、真ん中の人たちはこの列から……、というように細かく指示が与えられた。さすがに抗議が出て、マイクロソフト側も時間が短すぎると判断したのか、開演5分前に“60秒”に変更された。

 同氏がステージに上がるまでの約1時間、各国のマスコミとも、口々に「こんな騒ぎはクレイジーだ」と言っていたが、それでも辛抱強く彼の登場を待っていた。彼が登場すると一斉にフラッシュがたかれ、会場は異様な興奮状態に陥った。講演中は笑い声が絶えず、彼のカリスマ性をさらに1段階高めた感じの講演だった。(報道局 酒寄公子)

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