(株)アドバンスは、電子メールソフト『EUDORA』用に、電子メールや添付ファイルを暗号化するプラグインソフト『CryptoPlug
for EUDORA Ver1.0』(Macintosh版)を発売した。『CryptoPlug』シリーズとして、すでにWindows版『EUDORA』や『MS
Exchange』用が発売中。また、『Lotus Notes』、『MS Outlook』用も順次発売する予定で、これらのメールソフト間でも、暗号化メールのやり取りが行なえるようなった。
『CryptoPlug』シリーズでは、暗号鍵配送技術としてKPS方式を採用。ユーザー登録によって、KPSセンターから発行されるPrivate-IDを、『CryptoPlug』にインストールすれば、 送信先のメールアドレスを入力するだけで、自動的に本文や添付ファイルが暗号化される。また、暗号化メールを受信した場合も、受信者が自分のパスワードを入力するだけで、自動的に復号される。公開鍵方式のように、認証局と接続したり、通信時に公開鍵やその証明書を取得することなく、暗号化メールの送受信が可能だ。
『CryptoPlug for EUDORA Ver1.0』(Macintosh版)の価格は8800円。また、『Lotus
Notes』版は5ライセンス3万9000円、100ライセンス61万6000円など。(報道局 佐藤和彦)
http://www.advance.co.jp/