このページの本文へ

3Dlabsとインテルが3Dグラフィックスアクセラレーターを共同開発

1997年11月13日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 米3Dlabs社は、米インテル社の次世代マイクロプロセッサーアーキテクチャー『IA-64』に対応する3Dグラフィックスアクセラレーターを、インテルと共同開発すると発表した。その第一歩として、'99年出荷予定のインテル製マイクロプロセッサー『Merced』に対応する製品を開発していくことになる。

 現在流通している3Dlabsのグラフィックスアクセラレーター『GLINT』は、『IA-32』アーキテクチャーのマイクロプロセッサーをサポートしているが、今回の共同開発はインテル製品との互換性をさらに高め、より高度な3D処理のパフォーマンスを実現することが目的。

 3Dlabsのマーケティング担当副社長Neil Trevett氏は、「高度な3Dグラフィックスソフトを動かすためには、マイクロプロセッサーとグラフィックアクセラレーターの性能をバランスよく高めたアーキテクチャーが必要。われわれは個人ユーザーでも高度な3Dを楽しめるようにしたい」とコメントしている。

 一方、インテルの副社長Stephen Smith氏は、「グラフィックスソフト『OpenGL』に対応した3Dlabs社の3Dグラフィックスアクセラレーターは、Mercedを搭載するハイクラスのワークステーションの鍵を握っている。われわれはMerced搭載システムに対応した諸製品を作る会社と仕事を続けていきたいと考えており、3Dlabs社との共同開発は当社の戦略にとっても重要な役割をになっている」と語った。(報道局 浅野広明)

http://www.3dlabs.com/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン