インテル(株)は、組み込み用途向けの新製品として『200MHz版MMXテクノロジPentiumプロセッサ』、『166MHz版MMXテクノロジPentiumプロセッサ・モジュール』、『Intel
82430TX PCIset』の3製品を発表した。
200MHz版MMXテクノロジPentiumプロセッサとIntel 82430TX PCIsetの2製品についてはすでに量産出荷を開始しており、価格は1000個ロット時で200MHz版MMXテクノロジPentiumプロセッサが3万6225円、Intel
82430TX PCIsetが4060円。166MHz版MMXテクノロジPentiumプロセッサ・モジュールはサンプル出荷を'98年第1四半期、量産出荷を'98年第2四半期に予定しており、1000個ロット時で5万7500円の予定だ。
200MHz版MMXテクノロジPentiumプロセッサは、キャッシュメモリーを32KB搭載するほか、分岐予測技術などの性能を改善。従来製品との互換性もある。166MHz版MMXテクノロジPentiumプロセッサ・モジュールは、MMX
Pentium-166MHzと82430TX PCIset、L2キャッシュメモリーをボード上に実装。Intel
82430TX PCIsetはSDRAMに対応しており、DMAやコンカレントPCIなどの機能が実現できる。
これらの3製品は組み込み型システムの開発メーカーを対象としており、POS(販売時点情報管理)システムやネットワーク機器などへの利用が見込まれている。(報道局 桑本美鈴)
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