The World Wide Web Consortium(W3C)は、SMIL(スマイル:Synchronized Multimedia
Integration Language)に関する初めてのワーキングドラフトを11月6日に公表した。SMILはW3CのSynchronized
Multimedia Working Groupによって開発されたもので、CD-ROMやインタラクティブテレビ、オーディオやビデオなどをWeb上に統合する言語。HTMLのようにテキストエディターでアプリケーションを作成できるだけでなく、“parallel”と“sequential”のふたつのタグで主要な機能が利用できる。
オーディオトラックの国別指定、バンド幅の選択機能、HTMLのハイパーリンク機能に加え、時間によるコントロールが可能。また、SMILを使えば、Web上にテレビのようなコンテンツを作ることができる。さらに検索エンジンと組み合わせたり、インタラクティブにすることで、テレビよりも優れたコンテンツにすることもできるという。(報道局 酒寄公子)
http://www.w3.org/Press/SMIL