ファイル/ディレクトリのエンブレムやアイコンの位置/サイズ、ビューのモードなどは、Nautilusを再起動しても忘れてしまうことはない。これらのファイルに対するメタ情報は、どこに収納しているのだろうか? 答えは、各ディレクトリに作られた「.nautilus-metafile.xml」ファイルだ。
.nautilus-metafile.xmlは、次のような内容を持つ。ファイルの位置やサイズ、エンブレムの情報が記録されているのがわかるだろう。
<?xml version="1.0"?> <DIRECTORY> <FILE NAME="screenshot.png" ICON_POSITION="25,126" ICON_SCALE="2.60"> <KEYWORD NAME="important"/> </FILE> <FILE NAME="Fly%20high.mp3" ICON_POSITION="437,260"> ...
なお、書き込み権限のないディレクトリのメタ情報は、「~/.nautilus/metafiles/」の下に記録される。
Red Hat Linux 6.2に対応したNautilusのインストーラは、EazelのWebサイトからダウンロード可能だ。GPLに基づきソースコードも公開されているので、自分でコンパイルすることもできるが、依存するファイルやコマンドが多岐に渡るので、それなりの手間がかかるようだ。