NautilusはまだPreview Releaseの段階にすぎないが、すでに「一般的な」ユーザーが必要とする機能をほぼ備えている。その特徴は、アンチエイリアスされた文字やスタイリッシュなデザイン、ドラッグ&ドロップを活用した直感的な操作、サムネイルとして働く拡大可能なアイコンなどだ。
Nautilusの画面構成は、WindowsのExplorerと同じ2ペイン。左側のペインにはディレイトリのツリー表示のほか、タブを選択することによりヒストリやメモを参照することができる。右側には、選択したディレクトリのファイルが表示される。
情報量の多いアイコン
まずNautilusを起動して気づくのは、アイコンがファイルのタイプだけではなく、内容まで示していることだ。たとえばテキストファイルなら最初の数行が、画像ファイルならそのサムネイルがアイコンになっている。
アイコンあたりの情報量を変更したいのなら、50%~400%のあいだで拡大・縮小表示することができる。すべてのアイコンを同じ比率でリサイズするのではなく、ある1つを選択して、自由にサイズ変更することも可能だ。
アイコンをのポップアップメニューから「Stretch Icon」を選択することで、アイコンの四角のドラッグによるリサイズが可能になる |