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立ち上るアジアのLinux インド編 その1

2000年10月27日 22時21分更新

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( ばんび)

BANG!inux会場写真
「BANG!inux」会場入り口

 インドのバンガロールでLinuxのカンファレンスが開催されるという情報をキャッチした私は、早速インドに行って参りました。

 インドの有名な都市は、デリー、ムンバイ、バンガロール、チェンナイなどがあります。デリーは政治の中心、ムンバイは商業の中心、バンガロールはインドのシリコンバレー、チェンナイは産業の中心となっており、現在のインドが形成されています。

 バンガロールはインドの南に位置しており、シンガポールなどを経由して入るルートが一般的のようですが、今回私は成田から直行便(約10時間)でデリーに入り、国内線に乗換えて(約2時間半)バンガロールに入るというルートを選びました。何故かって? 成田からデリーに向かう途中、バングラディシュ上空を越えるとヒマラヤ山脈が右手窓に見え、エベレストが雲の上に聳え立っていているのが見たかったからです(このルートでよかった!)。

 バンガロールはソフトウェア会社が多く、インドのシリコンバレーといわれています。デリーと比べると田舎という感じですが、別名ガーデンシティーと呼ばれており、緑が多くのんびりとした町です。

 2000年2月25日~27日の日程で、「BANG!inux」が開催されました。Linuxのカンファレンス中心のイベントで、少しだけブースが出るという小さなイベントです。日本で数年前に東京電気大学で行なわれたLinux Conferenceを思い出しました。「BANG!inux」は“手作り”、“素朴”という感じです。

 「BANG!inux」の主催は、米WROX(アメリカの出版社)、Platinum SponsorはドイツSuSE、Gold SponsorはRed Hat、その他のスポンサーは、米Olacle、米SCO等などです。各スポンサーへの贈呈式があった程度で、どうということのない開会式ですが、1つだけインドチック! と思ったのは、インド風ゴールドのろうそく立て(高さ1m50程)に、火をともして神に祈りをささげる儀式でした。インドでは何かをスタートさせるときに、たいてい行なうそうです。

 LinuxカンファレンスはTaje West End Hotelと、Indian Institute of Scienceで行なわれており、Indian Institute of Scienceで数点のブースが出ていました。しかしこの2会場は、移動がけっこう面倒。なんでこんなに会場が離れているのだろうか(ちょっと不便)。

 カンファレンス参加の料金は、2500ルピー=約5700円(一部無料もあり)。この料金には、聴講料のほかにティータイム、ランチがついています。ティータイムはインド流のチャイとクッキー、ランチはインド料理のバイキングで、種類が多くてびっくりするぐらいおいしいのです(^^)

 参加者は両会場を合わせるとざっと2000人といったところでしょうか。インドでは、女性の参加者が思ったより多く、聞いたところによると女性がプログラマとして働いていることも多いようです。

 カンファレンスメニューは、インド側からLinuxのことについて語られるのではなく、ほとんどのメニューは米国やヨーロッパからのスピーカーです。ブースはディストリビューターとして単独で構えていたのは、SuSEとRed Hatです。また、SCOのブースでは、Turbo Linuxのデモを見かけました。

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