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Red Hat Linux 7登場

2000年09月26日 20時49分更新

文● 植山 類

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 米Red Hatは9月25日、最大シェアを占めるディストリビューションの最新版「Red Hat Linux 7」を発表した。XFree86 4.0.1の採用やUSBデバイスのサポート、近々リリース予定のLinux 2.4への容易なアップグレードなどが新しく加わった。

 XFree86 4.0はXFree86 3系列にアーキテクチャ的な大改造を行なったもので、今年3月に発表されたばかりの最新バージョンだ。3Dビデオカードやマルチヘッド、ドライバの動的ロード機能、TrueTypeフォントなどをサポートするなど、現在主流のXFree86 3.3系列から大きく進歩している。

 Linux-Mandrakeなどを除き、XFree86 4.0を採用するディストリビューションは一部に留まっている。これは、UNIXに求められる高い安定性を確保できるかどうか、まだ不明だったからだが、今回、最大シェアのRed Hat LinuxがXFree86 4.01を採用したことで、ほかのディストリビューションのXFree86 4.0系の移行も進むと思われる。

 Red Hat Linux 7のカーネルは、安定版のバージョン2.2.16。しかし2.4カーネルにも対応しており、Linux 2.4がリリースされ次第、カーネルを容易に入れ替えることができる。メジャーアップグレードには、カーネルに密着したソフトウェアの更新が必要なのだが、これらがすでに行なわれているということである。

 標準のデスクトップ環境はGNOME 1.2.1 + Sawfish 0.30。SawfishはSawmillとして知られていたウィンドウマネージャで、Red Hat Linux 6のEnlightenmentより落ち着いた雰囲気のものだ。GNOMEに開発リソースをつぎ込んでいるRed HatがGNOMEを標準にするのは当たり前のことだが、もちろんKDE 1.1.2も採用されている。

 そのほかに、グラフィカルなカーネルチューニングツールや、ファイアウォールの設定ツールなどが新たに追加された。

 Red Hat Linux 7のダウンロードは、ftp.redhat.comおよび世界各地のミラーサイトから行なうことができる。ftp.redhat.comは現在混雑していて接続できないので、ミラーリングが完了するまで待って、ミラーサイトからダウンロードするほうがいいだろう。

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