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Linuxカーネルの安定版「2.2.17」がリリース

2000年09月06日 01時23分更新

文● 植山 類

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 Linuxカーネル2.2系列を保守するAlan Cox氏は9月4日、安定版の最新となるLinux 2.2.17をリリースした。これは、Alan Cox氏が安定版のテスト用カーネルとしてリリースしていたLinux 2.2.17pre20と同一のものだ。

 2.2.17では、新たにCyclades-PC300コミュニケーションボード、Crystal SoundFusion (CS461xチップ)などのドライバが追加され、多少のバグが修正された。また、NTFSの書き込み機能の位置づけが「DANGEROUS」(危険)から「experimental」(実験的)に変更されている。

 Linuxカーネルは、実運用のための「安定版」と、積極的に新機能の追加が行なわれる「開発版」の2つの分けて開発されている。この2つはバージョンナンバで見分けることが可能で、2.x.yというバージョンならば“x”が偶数のものが安定版、奇数のものが開発版である。

 Linuxカーネルは、www.kernel.orgおよび世界各地のミラーサイト(日本のミラーサイト)からダウンロードできる。

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