(株)ソフトボートは、FATやNTFS、ext2のサイズ変更機能などを備えたパーティション編集ソフト「パーティションコマンダー 6」を10月20日から発売する。同ソフトは、米V CommunicationsのPartition Commanderを日本国内で販売するもので、メッセージが日本語化されている。価格は9800円
Linuxユーザーにとって一番の目玉となる新機能は、Linuxのext2ファイルシステムのサイズ変更に対応した点。そのほか、次の新機能を新たに装備した。
- Windows 2000/NTのNTFSパーティションのサイズ変更
- NTFS(圧縮)パーティションからFATへの変換
- 非標準パーティションのサポートを改善
- Windows Me、Windows 2000対応
- WindowsとLinuxパーティション間の空き領域の移動
- 起動ディスクの作成
- パーティションエディタ
- 製品メディアをCD-ROMで提供
パーティションのサイズ変更やファイルシステムの変換は、通常、いちどパーティションを削除してから新たに作成しなおす必要がある。したがってデータのバックアップ・リストア作業をしなければならないが、パーティションコマンダー 6を利用すれば、データを保持したままパーティションを編集することができる。
なお、この種のフリーなソフトウェアとしては、FIPSとGNU Partedが有名。FIPSはFAT16/32のサイズ縮小機能しか持たないが、GNU Partedは、FAT16/32とext2のサイズ変更/コピー機能などを備えた比較的高機能なソフトウェアである。