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日商エレ、IMAP4/携帯電話ゲートウェイソフトを搭載したCobalt RaQ3を販売

2000年08月23日 22時35分更新

文● 植山 類

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 米Cobalt Networksの国内代理店である日商エレクトロニクス(株)は、携帯電話用のIMAP4メールブラウズシステムをプリイストールしたアプライアンスサーバの販売を開始した。ハードウェアはCobalt NetworksのCobalt RaQ3を採用した。

 IMAP4メールブラウズシステムには、(株)オレンジソフトの開発したxGateを使用。xGateは、iモード、J-スカイおよびWAP対応の携帯電話に対して、各個人が日常的に利用するサーバ上のメールをブラウズ可能にするシステムだ。IMAP4サーバと携帯電話のゲートウェイとして動作するため、動作にはメールサーバがIMAP4をサポートしている必要がある。

 携帯電話本体のメール受信機能はメール数や文字数の制限が厳しく、検索やフィルタリングが難しい。また、メールの未読管理やメールの削除などの情報をデスクトップと一元管理することも不可能だ。これに対してxGateは、携帯電話を利用したWebメールシステムなので受信メールに対する文字数制限がなく、IMAP4のsearch機能の利用によりメールのフィルタリングができる。メールの一元管理も、同じIMAPサーバを参照しているため問題ない。

 ユーザー登録や管理はWebブラウザから行なうことができる。価格はxGateの20ユーザーライセンス付きで52万5000円から。

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