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Yahoo! MessengerもLinux/FreeBSDに対応

2000年08月17日 13時08分更新

文● 植山 類

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Yahoo! Messenger for Unixの画面
 AOL Instant Messenger (AIM)のLinux対応版に引き続き、米Yahoo!も「Yahoo! Messenger for Unix」をリリースした。対応プラットフォームはIntel版のRed Hat Linux 6.0/6.1/6.2と、FreeBSD 2.2/3.4/4.1。動作にはGTK 1.2.3以上が必要だ。

 これによりLinuxユーザーは、AIMとYahoo! Messengerという2大インスタントメッセージングの正式なクライアントを手にしたことになる。残る主な競合サービスはMSN MessengerとICQだが、これらには非公式なクローンが在存するものの、Linuxに対応した正式バージョンはまだ公開されていない。



GTKYahooの画面
 Yahoo! Messengerはいままで、AIMと同じように、Linuxに対応した非公式なクローンがリリースされていた。そのうちのひとつ、「GTKYahoo」は、Windows版と同様にチャットが可能なうえ、メッセージの自動返答やメールによるフォワードなど正式版にない機能さえ併せ持つ高機能クローンだ。ソースコードはGPLに従い配布されているので、ユーザーは、これらのクローンによってiモードとYahoo! Messengerのゲートウェイさえ構築可能になる。

 そのほかのクローンとしては、KDEのクライアント「KYahoo」や、Yahoo! Messenger、ICQ、AIMの機能をオールインワンにした「EveryBuddy」などが存在する。



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