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Linux-2.4.0-test6リリース。2.4.0-testシリーズの問題点をリストアップ

2000年08月10日 21時35分更新

文● 植山 類

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 Linus Torvalds氏は8月9日、Linuxカーネル開発版の新バージョン「Linux-2.4.0-test6」をリリースした。ソースコードのスペルミスや最新のgccではコンパイル不可能だった問題の修正、DRM (Direct Rendering Manager: WindowsのDirectXのようにビデオカードの直接アクセスを許す仕組み。XFree86 4.0と合わせて使用される)の初期化時の問題の修正など細かい多数の変更がなされている。

 このリリースと同日、Linuxカーネルの主要開発者Theodore Ts'o氏は「Linux 2.4 Status」というサブジェクトのメールをカーネル開発メーリングリストに投稿した。このメールには、Linux 2.4に向けてセキュリティの問題やブート時の問題、To Do、すでに修正された問題などがリストアップされている。このリストは、http://linux24.sourceforge.net/から参照することが可能だ。

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